当店のおもな形式の制作例をご紹介します。最新の制作例はブログにて、随時公開してまいります。

作品電子化・少部数印刷

展覧会返却作品の複製の軸装

お客様より、所属する会の展覧会から返却された裏打ち済みの作品の軸装をご相談されましたので、複製を作成し軸装することをご提案させていただきました。お客様より、所属する会の展覧会から返却された裏打ち済みの作品の軸装をご相談されましたので、複製を作成し軸装することをご提案させていただきました。

プリントタペストリー

インクジェット用ポリエステル布に作品を印刷して製作した壁掛けです。作品はかなり拡大されておりますが、滲みなども拡大されますので面白いものとなっています。掛軸に比べ、お手軽な価格で壁にかける装飾品を作ることができます。

仏画下絵複写

お客様の先生がトレーシングペーパーに書かれた下書きを、お持ち込みの和紙に印刷できないかとのご相談を頂きましたので、電子化ののち、印刷させていただきました。

拓本風画像処理

風林火山)のベクトルデータを拓本風の画像処理を施したのち、書道用紙に出力し掛軸に仕立てました。 ベクトルのデータは、紙にプリントすると滑らか過ぎ不自然になるのでは、と思われたので、白黒反転し、拓本風の画像処理を施してみました。

岡本匡之先生カレンダー

先生に、紙のにじみや構図を確かめるための習作をいただいたので、2014年カレンダーを構成してみました。作品は拡大して使用しています。にじみも拡大されるので、それがおもしろい効果になっています。

オリジナル襖紙制作

以前、裏打ちを依頼された作品をお借りし、オリジナルの襖紙を作らせて頂きました。

汚損作品のデジタル修復

お客様が学生の頃に書かれた思い出の作品を何とか形にしたいとのご相談です。デジタル修復をご提案し、複製・印刷した作品を本格表装で掛軸に仕立て、納品しました。

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印刷応用表装

岡本匡之先生習作 印刷生地による本格表装

かな料紙などで使われるやぶり継ぎのデザインをインクジェット用の布地に印刷して使用しました。 曲線継ぎ立ては、裁断やほつれ止めなどでかなりの手間と高度な技術が必要でしたが、印刷であれば、どのようなデザインでも簡単に作り出すことができます。

松岡素桃先生「櫻」一体印刷による表装

デザインと作品を画像処理で合成し、一体で一枚に印刷しました。中裏、端折り、総裏をしてありますので、「切り継ぎ」の工程以外は本格的な掛軸と同じ作りです。 一体での印刷ですので、在来の技法では難しいデザインにしてみました。背景はグラデーション、桜の花びらは作品の上にも散らしてあります。

お手軽表装

吉留様「水墨山水」紬表装

お教室の展覧会に出品されるこの作品を、お手軽表装の「紬表装」に仕立てさせていただきました。 お教室で勉強されるようになりますと、展覧会は定期的にありますので、本格表装では予算も掛かりますが、紬表装ならお手軽です。また、掛軸であれば搬入出も、ご自宅の保管も負担になりません。

本格表装

綾瀬川繪図面巻子

文政十三年との記述がある「綾瀬川繪図面」を巻物に仕立てさせていただきました。現在まで引き継がれている近隣の地名が多く記載されており、興味深く作業させていただきました。

水墨武者絵三段表装

画像処理の研究のため、書籍より電子化した作品を書道用紙に拡大印刷したものがありましたので三段表装にしてみました。

墨跡カレンダー三段表装

千真工芸の「墨跡カレンダー」は、作品の印刷された薄い和紙が台紙にわずかなのりしろで貼り付けられているカレンダーです。作品ははがして掛軸に加工することができます。

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額装・屏風

複製作品の風炉先屏風

新聞紙に書かれた作品を電子化(スキャニング)、画像処理により新聞の文字を消し、風炉先に仕立てました。

裏打ち、その他墨作品加工

石碑拓本裏打ち

お客様が取られたこの拓本は、石碑の彫りが深かった、とのことで、かなりのやぶれ箇所がありました。熱圧着による裏打ちは、作品に軽く霧を吹き、熱でプレスすることによりしわを取ります。従来の技術では水を使いますので、破れ部分は非常にデリケートになり、その位置調整はたいへん神経を使う作業でした。熱圧着の場合、軽い霧吹きですので容易です。この程度の状態であれば、当店では追加料金は発生しません。

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