墨跡カレンダー三段表装

千真工芸の「墨跡カレンダー」は、作品の印刷された薄い和紙が台紙にわずかなのりしろで貼り付けられているカレンダーです。作品ははがして掛軸に加工することができます。
- カテゴリ
- 本格表装
- 表具種類
- 三段表装
- 掛軸サイズ
- 幅約450mm×高さ約1700mm
(軸先間約510mm) - 参考価格
- ¥21,000
- 基本料金
- ¥18,000(化繊緞子価格)
- 追加加工
- ¥3,000(一文字廻し)
- 製作
- 2008-05(当店見本用に製作)
作品

- 作品名
- 高僧墨跡
- 作品サイズ
- 幅約273mm×高さ約485mm(色紙2枚判)
風帯

三段表装の場合、当店の標準は「筋(すじ)風帯」です。筋風帯とは、「沈め」という技法を使い、風帯を天の部分に一体にする形式のことです。
中廻し・一文字

中廻しは紬風無地、一文字(作品上下の白地金襴部分)は白地の金襴です。全体を無地系でまとめましたので、一文字もラインだけのシンプルな柄のものを選びました。
作品を取り囲むように、一文字と同じ生地で作品の両側にもラインを入れる「一文字廻し」を施しました。
天地・軸先
天地の布地は織柄による地紋です。
本格表装の軸先は、焼き物、黒檀などが標準ですが、本作例は自家用ですので、新牙(樹脂)の黒を使用しました。